中空糸膜モジュール導入の流れ
1. 課題や目的のヒアリング
原液の種類、膜ろ過の目的、前処理や後処理の有無をヒアリングし、膜ろ過が適しているかを判断します。実績が多い水であれば、水質などの情報から必要な膜モジュール本数、水回収率などを計算しご提案することも可能です。また、一部製品では装置での販売も行っております。お客様での設計の手間を削減することが可能です。ヒアリングの際に詳しくご要望をお伺いします。
2. ラボモジュールでのろ過試験
ろ過対象によってはラボスケールのモジュールを使用して実際に原液をろ過して性能を確認します。ろ過水の水質が要求に合致するかどうかや、ろ過に伴う目詰まりの度合いを評価し、必要な膜モジュールの本数を推算します。対象の原液をお送りいただけば、クラレのラボにてろ過試験を実施することが可能です(有償)。原液を外部に持ち出せない場合は、ラボモジュールの販売も行っておりますので、お客様の実験室などでも試験が可能です。
3. パイロットスケールでのろ過試験
実機に使用するモジュール1本を使用した試験機の貸し出しが可能です(有償)。水質の変動が大きい場合や設備の規模が大きい場合に、数か月単位の連続試験を実施することでトラブルのリスクを減らすことが可能です。熟練のエンジニアによる技術サポートも行っております。
4. 再提案、計画・設計支援
ラボスケール、パイロットスケールの試験結果を受け、再度ご提案させていただきます。また、設備導入に向けた計画・設計を支援し、スムーズな設備導入に貢献します。
5. ご発注、納品
ご提案内容にご満足いただけた場合、ご発注いただきご指定場所に膜モジュールを納品させていただきます。
6. アフターサポート
ご使用中の製品について、クラレのラボにて膜解析を行っております(有償)。ハウジングからエレメントを取り外せる製品については、解析用に中空糸膜を切断し、専用の治具を使用して補修することで膜交換せずに解析が可能です。
- 目詰まり物質の元素分析(主に無機物)
- 閉塞状態の電子顕微鏡観察
- 中空糸膜の劣化状態確認
- 最適な薬品洗浄条件の検討
- その他(お気軽にご相談ください)
適切な膜交換時期の見極めや、想定外の水質変動による膜目詰まりなど、納品後のお困りごとにもトータルソリューションを提供します。